2026年8月、ソウル・江南で開催された「K-Beauty Expo」に参加してきました。今回の目的は、日本市場でまだ扱いのないスキンケアブランドの発掘と、既存取引先との年内の供給計画の確認です。

会場で感じた、日本市場向けの変化

例年と比べてはっきり違ったのは、出展ブランドの多くが最初から「日本の薬機法対応」を前提にした資料を用意していたことです。全成分の日本語表記、製造販売業者の記載欄、輸入時に必要な書類の一覧まで揃っているブランドが目立ちました。

これは裏を返すと、日本市場での競争がそれだけ激しくなっているということでもあります。「良い商品だから売れる」という段階はすでに終わっていて、どれだけ早く、正しく、日本の棚に並べられるかが勝負になっています。

商談で必ず確認している3つのこと

展示会では1日に20社近くと話しますが、私たちが必ず確認するのは次の3点です。

  • 製造ロットと最小発注量 — 小ロットで試せるかどうかで、日本のバイヤーの導入ハードルが大きく変わります。
  • 成分表の精度 — 韓国語の成分表をそのまま訳すと薬機法上アウトになる表記が混ざることがあります。原本の精度がそのまま輸入スケジュールに響きます。
  • 供給の継続性 — 単発で仕入れられても、リピート発注に応えられない工場では棚を任せられません。

その場で決めない、という判断

会場の熱気に乗せられて即決すると、たいてい後で苦労します。今回も魅力的な提案がいくつかありましたが、サンプルを持ち帰り、日本国内の検査機関に成分確認を依頼してから判断することにしました。結論が出るのは9月中旬の予定です。

急いで仕入れた商品ほど、通関で止まる。この10年で何度も見てきた光景です。

今後の予定

今回接触した中から3ブランドについて、サンプル輸入と国内テスト販売を進めます。取扱いが決まり次第、あらためて本ブログでご報告します。

「こういう商材を探している」というご要望があれば、次回の渡韓時にあわせてお探しします。お気軽にご相談ください。